omelette

わたしはせめて、オムレツに なりたい

8月21日

好きになった日

いつか一緒に星を見に行く人が現れればいいなって思ってる

怖がりな私の手をひいて、貴方は私に世界を教えてくれるんだって、何となく頭で考える。それくらい私は顔を見たことがない貴方が愛おしいの。いつか私の前に現れて。いや、今すぐあらわれて。

一人ぼっちな私の目の前に現れて。そして私も、貴方の前に現れたい。

「そういえばもう、一ヵ月経ちましたねー」

 団扇で暑さをしのぎながら直樹くんは独り言の様に呟いた。私は彼の言葉に答えず、いそいそとデスクワークにいそしむ。

「ねぇ、楪子さん」

 あ、雨が降りそう。

 デスクの中では忙しなく数字と記号が動き続ける。この仕事の打ち合わせは、いつだっただろう。頭の中ではやるべき事が順序よく並んでいる。この仕事が終わったら、・・・・ああ、カンカンに冷えたビールが飲みたい。

「楪子さん、聞いてますか」

「聞いてない、私は今忙しいの」

「いつもそれしか言わないじゃないですか。じゃあいつだったら、僕と遊んでくれるんですか」

「・・・・さあ、少なくとも直樹君の優先順位は、一番下ね」

そうですか…、とため息交じりに直樹くんはマンションの窓サッシを抜け、テラスに立った。風景の中に雨雲と激しい風が直樹くんを取り囲み、目を離すとどこかに直樹くんが消えて行ってしまいそうに、私には見えた。

「ここからみる景色は本当は綺麗なんだろうな・・・・」

 直樹くんがこちらに振り返る、それと同時に私は直樹くんから視線をはずす。直樹くんが、私に向かってにっこりと微笑んだ様に感じた。けれど実際のところ、私には直樹くんがどういう表情をしているかわからない。私は、私の操作なしでは動かないコンピュータの前に座っていた。蛇が蛙を睨むように、直樹くんは私自身を見ていた。心臓が脈を打ち、汗が滴り落ちる、この音が彼に悟られないように、私はひとつ深呼吸した。

「楪子さんは男性社員に人気があるのに、どうして恋人を作らないんですか」

 遠くの方から直樹くんの声が聞こえた。私が黙っていると、彼は話しを続けた。

「仕事に熱心なのは良いと思うんですけど、でもやっぱり、こんな広い部屋に一人で住むのは良くないと思うんです。」

 直樹くんの背後で雨はぽたぽた、と音を立てて降り始める。窓を閉めなきゃ、と考えるけれど私の体は動くことを知らなかった。雨が窓サッシを越え、私の領域を侵食していく。

 彼と一瞬だけ、目が合った。彼の半袖のワイシャツが雨に濡れて透け、体躯が見えた。出会った時から変わらない、細い体。

 彼が泣いてるように見えた。きっと、雨のせいだと心で思いながら、直樹くんにどういう言葉を掛けていいのかわからなかった。そのくらい私たちの関係は、長くてとても浅いものだったのだと、私は初めて知った。

「どうします」

「えっ」

直樹くんの声は雨の音に負けそうな位、か細かった。

「もし、一ヵ月前のあの日、ノストラダムスの大予言が本当に当たって起こっていたら、楪子さんはどうしていましたか。その瞬間何を考え、何をしてましたか。何に後悔して、そして今までの人生の中で、何を思い起こしていましたか。その記憶の中に少なくとも・・・・」

 直樹くんは話しを遮り、けれど決心したかのように私を見ながら言った。
「・・・・少なくとも僕は含まれていましたか」
 そこまで言い終わると、彼は慣れない手付きでマイルドセブンの煙草を取り出した。けれど、雨に晒されてしまった煙草はなかなか火が付かず、直樹くんは煙草をただ握っているだけだった。

 「私はノストラダムスなんて信じたことないわ」

私は言葉を空気に溶け込ませる様に言った。それでいて、はっきりと。

「えっ、どうして・・・」

「私にもわからない。ただ、運命なんて人の手で決める事はできない気がしたから。・・・・いつ世界が終わるなんてきっと神様にもわからない。・・・それに私にはもう覚悟はできてる」

「・・・・覚悟って何ですか」

 今年で二十八。周りの友達はとっくに結婚して家庭を築いてる。世界が止まる事は決してなく、子供を作ることもない。私は年を重ね続け皺を作る。今、焦りよりも諦めが私の中の大半を占めていた。

 私はコンピュータの電源を切りながら、直樹くんに向き直った。雨は直樹くんの後ろで終焉などないかの様にしとしとと、降り続いていた。直樹くんはまっすぐ私を見つめていた。それはもう、ゆるぎない覚悟で。

 私は直樹くんの耳元に口を寄せ、声を潜めながら言った。

「・・・たった一人で世界の終わりを見届ける覚悟」




 直樹くんは数秒固まっていたかと思うと、すっ、と私を抱き寄せた。割れ物の私を直樹くんは割れないように優しく包み込んだ。
「直樹くん、離して」

「・・・・今捕まえないと楪子さん、どこかに消えちゃいそうで」

 私は直樹くんから離れようとしたが、なかなか彼の腕から逃れることが出来なかった。私の体温と直樹くんの体温は雨の中で溶け合うことは出来ずに、ただ時の流れに身を任せる。
 直樹くんの後ろの世界では、雨はまだ降り続いている。もしかしたらノアの方舟のように雨が全てを拭い去るのかもしれない。全てが消えて、すべてが息絶えて。その中で私は世界の最後を彼と一緒だったら幸せなのだろう。

 私は直樹くんの背中に手をまわした。捕まえたものを離さないように。



calico-real:

お茶会 (コミュニティステーション tecoにて。Instagramで撮影)

calico-real:

お茶会 (コミュニティステーション tecoにて。Instagramで撮影)

(suzukichiyoから)

(suzukichiyoから)

誰に見られているのかわからないなか書くのって窮屈。暗闇に言葉発するの事のどこが楽しいんだと思いながら私はいましゃべりたいと思います。言葉にさえならない単語の羅列がとてももどかしくて早く言葉にしたいと髪の毛触り大好きなお洋服で走り去っている。それが今の私です。ドキドキしています。恋なのでしょう。私は我が儘でたくさんの欲望があって、人を大切にするとかの意味をよく理解してない、乱雑にしか扱えない人間なんですけど、でも私はすきです。世界がとても輝いて見えるのはきっと私の心が絶望に満ちているから。褒めて欲しいなんて思いません。好きという言葉も可愛くなったねという言葉もいらない。ただ見ていてほしい。これもわがままに思うんですけど、私のただの願望でどこが好きとかなんで好きになったとかもよくわからなくて、でも好きで忘れられなくてとてもつらい。でも最近神様はいるんだと思えるようになった。よくわかんないけど。私は運命っていう言葉がとてもきらい。「これも運命なんだよ」と言葉と言葉のあいだを接着剤で無理やりくっつけた気がして、絶望する。ほかの未来をすてて運命という名のついた道だけを見ている感じ。失恋するのもまた運命。巡り合わないのもまた運命。そんなこと絶対にない。私がそうおもいたいだけだ。

散歩がてらコンビニへ行く途中、19歳の今年は「優しい人になりたいなぁ」っていう抱負を考えていたら、そういえば去年のこの日も同じこと言っていた事に気が付いて、すこし笑った。でもね、目標は去年と一緒だけど、中身は少し違う。やさしいだけが本当の優しさなの、って誰かに言われてから何となく基準が変わった気がする。どこがわかったかわかんないけど。

「好きになった理由?それは俺が男で君が女だからだよ」ってアダムとイヴ並みに極端。きっと私じゃなくてもいい。でももしかしたら人の温もりが欲しいのかもしれない。

日曜日はカレーの日だった。でもあの頃の私はスパイシーなカレーの匂いが好きではなかった。

「僕は未来だけを、考えて生きていけばいいと思ってる。将来自分は何をすればいいのかを考えて、考えて……。でもこの前話した時にある人に言われたんだ。『過去を振り替えなければ、未来を知ることなんてできないよ』って。でも僕はいやだ。過去はもうみたくない。もう疲れたんだ」

 最近ものすごく海の匂いを感じる。潮のべたべたした昔感じた海の匂いを思い出す。住宅街だけど、とてもすてき。すき。

朝、鳩さんが起こしてくれる環境もすき。

夏のバイクはなんだか、プールに潜っているみたいになる。夏の日差しを浴びた生暖かい風と、つんと冷たい風が混ざりあってきらいじゃない。プールの中みたいにあったかくて、冷たくて。田んぼの何もない一本道なのに、ワタシのなかでは子供ときの町民プールを思い出す。山形のムーミン通りの、電車の下を通り抜けるとよくわからないけど竜宮城に来たみたいになる。(あの道が一番すき)

わたしワガママだよ?言葉なんかいらないけど気づいてはほしいと思っているよ。本当は一番この姿をに見せたかったっていうわがままが産まれたよ。ほんのちょっとの絶望を感じるたびにまだ期待してる私がいてすごい醜い。というか最近の私醜いし汚い。お話したい、傍にいたい全部私からうまれた真実なのに自分自身が糾弾している。こまった。見ているだけで十分なんてそんなのウソ。

まるで恋する人のようにお洒落をしたくて、べつにその人に「可愛い」とか言われたいんじゃなくて、好きってことがきっかけにすぎなかっただけ。好きならべつにその感情になにもいらなくてただ好きだと言えばいいのに、今の私はそこに相手の気持ちとか迷惑なんじゃないかと考えると手の平の中心が締め付けられる。今まで誰かのために言葉を濁すことをしてきたけどその結果良かったことなんて何一つなくて、電話口で君の未来は私から見てとても輝いてるように見えるよと、何にせよ現在絶望している彼女にいうのは酷だったかもしれないけど、今死にたくている彼女からとても生きたがっていることしか私には伝わってこなかった。私はべつに死ぬことは怖くなくて、死への恐怖やそもそも死ぬという概念も死を経験してないうちに何かいうのは違うなと思う。本当は何もしらないじゃん。死はどちらかというと他者感覚であって、きっと当事者にとっては死というものは眠りに近いと思っている。きっと彼女は生きるべきで、私が本当は死ぬべきなんじゃないかと思う。未来はとても暗いものだとおもっていて、これからも生きなきゃいけないということに絶望してたどん底だった私は現在とても幸せだったりする。未来は誰しも平等に輝いてる。過去にとって今が未来である私がちょっとした瞬間でさえも「幸せ」だと感じれば理論は絶対に覆される。

一行目

一年を365日と仮定して話をするならば人はその365日の間に死ぬし、さらに誕生日もさようならもありがとうもおめでとうもはたまた生命の誕生もすべて365通りの選択肢の一日にすっぽりとおさまってしまうんだから、きっとまいにちが記念日でお葬式でそんなんだから苦虫を奥歯でごりごりすり潰すように世界が平坦に進んでいくのですね。

考えたくないし、実際かんがえてなかった。見たくなかった。みたらちょっとだけどきどきした。ちょっとだけの拒絶がこわくて、知らないふりしてたらきっともう交わることはない。すきってとても怖い。交わる意味がわからない。方程式がないなんてそんなのおかしいよ。落ちるものじゃなくて落とすもの?63億分の1の奇跡で男女が恋するなんて、全然わかんなくて、考えても考えても2つの=が交わる方法をしらない(きっと知らなくてもいい)。何が好きなのかもわからない。全然。偶像なわけじゃないよね?神様に会いたい。いま!

ツイッターつぶやきまとめ

(また、まただ。何も言えなくなる。私が何をしてようが朝がして日が沈む。おやすみ、またあした。ありがとう、ありがとう。ほんとはとても伝えたいのに、言葉にはできないんだよ。見つけてくれてありがとう)

「大島くんってね、いつも100点がないのに1位になるから好きになっちゃったの うっかりミスしちゃうドジな人なんじゃないかって」 「あいつが目指してるのは100点じゃないからでしょ」「何目指してるのかしら」「夢」

全然意味わかんない 皆が皆まったく同じような神様を共有してもってるとおもってた でも違った なんだろう まぁ人間だもの (みつを) 神が死んだ?死ぬってなに?

概念全部なくしちゃったら人間どうなる?言葉もしかしてなくなったりする?しぬの?

わかんないってさ、都合の良い言葉だよね 本当は全部知ってるくせに

小説は想像だけでどうにかなると思っていたけど、よくわかんなくなってきた どちらかというと読み手の問題かな?

私ばかだから勉強しないとわかんないことだらけだよ~宗教も哲学も心理学も全部学びたいし~でも将来的に農家になりたい~パティシエの夢だって旅に行くことだって諦めてない~大人になりたくない~

きょうね、久しぶりに祈ってしまったよ~ 都合のいい時だけ祈ってしまうよ~ みんなが幸せでありますようにっていいながらも、とても怖かったんだよ~ 死ななくてよかった

沢山の選択肢の中からたったひとつだけを選んだその答えに間違いなんてありはしないんだ 君が選んだものすべてがただしい わすれないで

こどもは死にたくなくて夜泣くんだって 

秋だけ依怙贔屓してるの気付いてた?

ツイッターしてるとTLにいる人たち皆息してないんじゃないかと思う。世界にひとりぼっち。なんだろう永久にひとりな気がする。まぁ死ぬときはたった一人ですしね。死ぬ?死ぬは他者目線?死ぬはねむること?ねたい

指輪、300円なんですよ。でも永遠に付けてまわるもんだからメッキが剥がれてきちゃってね奥様。扱いもひどいもんだから。でもね、とっても大事にしてるんですよ。300円なのに。

未来って宇宙っぽい ふわふわしてる